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婚活
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宮島は、恋の“リセットボタン”
～心を整え、新しいご縁を迎えにいく場所～

広島が誇る世界遺産の島「宮島」。厳島神社や千畳閣などの歴史的な建物、春の桜や秋の紅葉など四季折々の風景、私はこの島を訪れるのが大好きです。神社にお参りをしたり弥山登山にチャレンジしたりして心を整えることも出来るし、商店街のグルメめぐりや水族館も楽しい！今回は、そんな大好きな「宮島」で婚活を語ります。

◆ 「海を渡る」という小さな儀式
フェリーに乗って宮島へ向かう。たった10分程度なのに、あの移動には不思議な“切り替えの力”があります。日常のざわざわから離れ、海の匂いと淡い潮風を受けながら、ゆっくりと鳥居が近づいてくる…。
私は毎年ここを初詣に選びますが、船に乗るたびに
「今年も、気持ちを整えて前を向こう」
と自然に思えるのです。
婚活でも同じで、
ときどき「海を渡る」くらいの気持ちの切り替えが必要です。
昨日のうまくいかなかったデートも、心の傷になった過去の恋も、
宮島行きのフェリーでいったん手放せる気がするのです。

◆ 厳島神社の朱色は “ご縁が燃える色”
海の上に佇む大鳥居と社殿…。
潮の満ち引きで表情を変えるのに、どんな瞬間も美しい。
あの鮮やかな朱色には邪気を払う意味がありますが、
私は毎年見るたびに
「ご縁の色」
だと思っています。
婚活を続けていると、自信を失ったり、自分の価値が分からなくなったり…。
「なんで自分だけうまくいかないんだろう」
と思ったりするもの。
でも、朱色の鳥居を見つめると、
「ご縁って、焦ってつかみに行くものじゃなくて、整えた人のところに来るんだよ」
と語りかけてくるように感じるのです。
神社は“お願いを叶える場所”ではなく “心の姿勢を整える場所”。
その姿勢が整うと、婚活も自然に動き出します。

◆ 宮島表参道商店街は、恋人未満が歩くのに最強の場所
初詣後の定番と言えば、商店街の食べ歩き。
焼き牡蠣、揚げもみじ、にぎり天、あなご竹輪…。
どれも片手で食べられて、笑いながらシェアできる。
この“両手がふさがらないデート”って、実はとても大事です。
・気を使わずに歩ける
・食べ物が会話のネタになる
・距離が勝手に縮まる
婚活中のデートでは、
「無理に話題を作らなくても良い仕組み」が大きな味方になります。
相手が緊張して言葉が出なくても、
揚げもみじを一口食べた瞬間のリアクションが、
あっという間に共通の笑いに変わります。
さらに、鹿が寄ってくるハプニングもあって、
自然発生する“ふたりの物語”が生まれやすい場所なのです。

◆ しゃもじは “祈りの形が目に見える” 縁起物

商店街では、いろいろな文字が書かれた「しゃもじ」を買うことが出来ます。
しゃもじは元々、
「飯をとる → 敵を召し取る」
という語呂合わせから「必勝祈願」に使われてきました。
結婚を願う人にとっては、
「良縁をとる」「幸せをすくう」
そんな意味にもつながるのではないでしょうか。
私は毎年、新しいしゃもじを手にしながら、
「今年も誰かのご縁が実りますように」
と心の中でそっと祈るのです。
婚活する本人も、
こういう“形に残る願掛け”を一つ持つと、
気持ちが落ち込んだ時、そっと背中を押してくれます。

◆宮島は、「ひとりでも楽しめる」という強みをくれる
宮島は、不思議と“ひとりで行っても満たされる場所”でもあります。
人と比べなくていい、誰かの目を意識しなくていい。
ただ波の音や鳥居の鮮やかさ、商店街の賑わいに身を任せれば、心がゆるむ。
婚活では、自分の心が整っていることが何よりの武器です。
「早く相手を見つけなくちゃ」
「みんな結婚しているのに」
そんな“焦り”は、縁を遠ざけます。
宮島は言います。
「焦らんでええよ。整えてから行きんさい」
と。

◆ご縁は “満潮と干潮のように” タイミングがある
潮が満ちたり引いたりするように、
ご縁にも訪れるタイミングがあります。
満潮のときは
連絡がスムーズだったり、デートが自然に決まったり、
会話が不思議と噛み合ったりする。
干潮のときは
その逆で、何をしても流れない。
でも大事なのは、
潮は必ず満ちるということ。
今が干潮でも、
準備を整えておけば、満ちてきたときに自然と流れに乗れる。
宮島の海はそれを教えてくれます。

◆婚活ワンポイントアドバイス
“ご縁を動かす前に、まず自分の心を整える”
神社はお願いを叶える場所ではなく、
“願いを叶える行動を起こす自分に戻る場所” です。
気持ちが前向きに戻れば、
ご縁の風は自然とあなたの方へ吹いてきます。